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実践編

プログラムを作る時に意識してほしい「入力」と「出力」の話

このサイトの プログラミング教育 のコーナーでは、これからプログラミングを学び始める子供を持つ親御さんに向けて、プログラミングについてわかりやすく解説しています。全くプログラミング経験のない方は、基礎編の記事から、基礎編を読んだ方は実践編の記事をご覧ください。

プログラムを作る時に意識してほしい「入力」と「出力」の話

以前、初心者がプログラムを作る時にまず意識してほしい基本の記事では、「プログラムを作る時の基本として、データと処理に分けて考えるといいよ」というお話をご紹介しました。

今回は、ほかに意識してほしい基本として、「入力」と「出力」の話をご紹介します。

突然机をぶっ叩いた大学教授

私は学生時代、情報工学を専攻していたのですが、その時にとても印象的だった先生がいます。その先生は、音声処理の研究している教授で、講義として受け持っていたのは、「信号処理論」(正確には忘れてしまいました)のようなタイトルの講義でした。

そして、この先生がする信号処理論の講義がとても印象的でした。なぜなら、その講義の初回の時に、突然、その先生が「バーン!!」と机をぶっ叩いたからです。よく私語でうるさい教室内を静かにするために、先生が机をバーンと叩いて静かにさせるイメージがありますよね。

そのような感じで、その先生がバーンと机を叩いたわけです。ただ、その時は室内が、別に私語でうるさいわけでもないのに、その先生が突然そんなことしました。なので、教室内は「突然何をするんだ、この先生は・・・?変な人なのか?」という空気に包まれたわけです。

システムとは、「入力」になんらかの処理をして「出力」するもの

そして机をバーンとぶっ叩いた後、その先生は、「これがシステムです」という話をしました。そして、その意図についての解説を聞いた結果、私は、「なるほど」と理解できました。

先生曰く、システムとは、「入力をもらって、それをなんらかの処理をし、出力として結果を返すもの」とのことでした。机を叩く例でいうと、入力は、机を叩いた手です。その手を処理するものは、机です。そして、その手が机に処理された結果、出力されたのが、「バーン」という音、というわけです。

そして、この「入力」と「出力」という考えは、プログラムを作るときも、全く同じです。プログラムも、なんらかのデータをもらって、それを処理し、結果を出力するものだからです。イメージとしては、次の図の通りです。

システムの概念図
システムとは、入力をなんらかの処理して出力する一連の仕組みのこと

プログラムの「入力」と「出力」の具体例

身近な例では、スマホでアプリをタップして起動することをイメージしてください。この場合、「スマホのスクリーンをタップした」という入力を受けて、アプリが起動し、結果としてアプリの画面が、スマホのスクリーンに出力されますよね。

また、具体的なプログラミングでも、同じことが言えます。例えば、前回のプログラム作成時に処理を関数にまとめる便利さがわかる具体例の記事では、生徒5人のテスト結果の平均点を計算するプログラムを作りました。

この場合、「入力」は、「生徒5人分のテスト結果」です。そして、「出力」は、「5人のテスト結果の平均点」ということがわかりますよね。

つまり、プログラムは、「何らかの入力をもらって、それを処理して、その結果を出力する、という仕組みを作る」ということになります。ので、「入力は何か」、「出力は何か」を意識すると、プログラムの目的が明確になります。

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