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中国本土向けの情報発信に最適なウェブサーバ環境の検討結果

中国本土向けの情報発信に最適なウェブサーバ環境の検討結果

今、中国本土のユーザー向けのウェブでの情報発信を検討しています。で、そのためにはウェブサーバを構築する必要があるのですが、その方法としていくつかの方法を検討したんですね。

これから同じことを検討する人にとって、役立つ情報となりますよ。

検討したウェブサーバ環境

今回、中国本土のユーザー向けに私が検討したウェブサーバ環境ですが、次の通りです。

  1. AmazonのAWS
  2. MicrosoftのAzure
  3. アリババの関連会社が運営する阿里云
  4. GoDaddyのWordpressホスティングプラン
  5. Wixの有料プラン

で、このリストをご覧いただくとわかる通り、検討しているのは、ブログのような簡単なウェブサイトでの情報発信です。

もっと言うと主として検討しているのは、Wordpressを動かすための環境です。それを、AWS、Azure、もしくは阿里云などのクラウド環境を使って用意するか、もしくはGoDaddyのホスティングサービスを利用するか、で検討していたんですね。

またWordpressは使えませんが、Wixのブログテンプレートを利用する方法も合わせて検討することにしました。

阿里云になりそう

で、以上の5つの選択肢を検討した結果、阿里云になりそうです。なりそう、というのは、阿里云以外の選択肢をまだ探している最中だからです。

では、阿里云以外が検討から外れることになった理由をご紹介すると次の通りです。

まず、AWSですが、この記事を書いている現在、北京にしかインスタンスを配置できません。しかも、それができるアカウントも招待制となっており、つまり普通のAWS利用者は、中国にサーバーを配置できないのが現状です。そのため、AWSは検討から外れることになりました。

次にAzureです。こちらは、香港リージョンがあります。なので、私が検討し始める時点で、最有力候補だったのが実はAzureでした。ですが、残念ながらAzureも検討から外すことになりました。

その理由ですが、香港リージョンに立てたインスタンス上に構築したWordpressのサイトに対し、上海から友達にアクセスしてもらった結果、十分な応答速度が得られなかったからです。具体的には、テストで作ったブログの文章は読み込めたのですが、画像がいつまでたってもロード中となる状況でした。

そのロード中となる原因を突き詰めることができなかったのですが、同じ香港のサーバーに対し日本からアクセスした時は問題なかったんですね。この辺りの背景をじっくり検証するのが手間に感じ、Azureも検討から外れました。

次に、GoDaddyですが、2012年の情報ですが、突然中国からつながらなくなった、という口コミがあります。なので、検討から外すことになりました。

最後にWixですが、これは今現在、いわゆる「Great Firewall of China」の影響で、Wixに作ったサイトを中国と香港から見ることができません。なので、検討から外れることになりました。

結果として、残ったのが阿里云だったわけです。

阿里云が結構すごい

で、ご存じない方のために補足をしておくと、阿里云は、中国最大のECサイトである淘宝網を運営するアリババが提供しているクラウド環境を提供するサービスです。

AmazonがAWSを提供しているのと同じ構図と考えればわかりやすいですね。

で、今、調査のために阿里云の管理画面を見ているのですが、結構、しっかりしている印象です。AWSの管理画面よりスッキリしていてわかりやすい印象さえ感じます。

また、「さすが中国発のクラウドサービスだな」と思える点が、中国内でインスタンスを配置できるリージョンの豊富さです。具体的には、今現在、阿里云では、次の都市別に、インスタンスを配置することができます。

  • 美西(硅谷)
  • 杭州
  • 上海
  • 亚太(新加坡)
  • 青岛
  • 北京
  • 香港
  • 深圳

今後、中国本土向けに作るウェブサーバは、阿里云を利用するのがスタンダードになりそうな可能性を感じています。

以下、この記事の続報です。
中国本土向けのウェブサーバーに阿里云を採用した理由

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